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2024年5月18日 Duggy's ニュース速報
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地方百貨店滅亡の危機はなぜ?
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全国の地方百貨店が相次いて閉店しています。

茨城県つくば市、大阪八尾市、仙台市などで地方百貨店の閉店が続いています。なかには自己破産という状況に陥ったところも有ります。
なぜ今、地方百貨店は苦境なのでしょうか?

一つには地方では郊外に大型ショッピングセンターの出店が続いていた事が挙げられます。これによって古くから駅前に出店していた百貨店への客足が遠のいてしまったのです。
また、郊外型店舗は新しくて綺麗で、売り場も広くゆったりと作られていますから、駅前の限られた空間で出店している百貨店の店舗はどうしても見劣りしてしまいます。

もう一つは、皮肉なことに高速鉄道の整備が原因となっています。新幹線の開業や都心への直通高速路線の開通によって、都心への日帰りショッピングが可能となってしまい、それまで都心の見本市のような役割を果たしていた百貨店の存在意義が薄れてしまったのです。

百貨店自体は都心でも年々苦しい状況になってきていましたが、都心の店舗は爆買いによる特需が有り一息ついたような状況にあります。
しかし、地方の百貨店には特需は訪れませんでしたので一息つくことも出来ませんでした。
また、ネットショッピングの拡大も追い打ちを掛けました。

これらの要因が出揃った所で存在意義を失ってしまった店舗は閉店せざるを得なくなってしまったのです。

そうはいっても、まだまだ元気に生き残っている地方百貨店も有ります。
生き残る店舗と閉店する店舗では何が違うのでしょうか?
筆者は、結局ブランド力を失った「地方百貨店」という業態は生き残っていくことが出来ないものだと考えています。
したがって、いかに「地方百貨店」という業態から別の業態(たとえばテナント複合ビルとか)にスマートに変身を遂げるかが重要なのだと思います。
変身する際にブランドの再構築を行って存在意義を主張し続ける事が重要なのだと思います。

地方の百貨店は消えてなくなるのか 閉店ラッシュが止まらない Yahoo!JAPAN ニュース
2017/03/05 23:37




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