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2024年5月7日 Duggy's ニュース速報
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労働時間数でしか報酬を算定しないから過労死が生まれる
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半年間ほとんど休日無しで働いた結果、過労死となってしまった女性に労働災害が認められました。
こういう会社は本当に辞めてしまった方が良いと言われますが、辞めたところで次の仕事も同じようなものなので結局辞めにくいものです。
その結果がこういう悲劇を生んでしまうのです。
会社側では働いた時間数分の報酬をキチンと支払っているので加害者意識は無いものと考えられます。
一部の人に業務が集中してしまい、さらに企業側もそれに頼ってしまうので、こういう悲劇が減らないのでは無いでしょうか。
例えその人がいないと業務が頓挫してしまう状況だとしても、大抵の場合は作業時間に対しての報酬しか算定しないので本人も自分がどれだけ会社にとって重要な存在であるかをはっきりとは認識出来ていません。
しかし、重要な位置付けにある社員というのは企業にとって使い勝手が良いので、雑用から重要な業務まで押し付けがちになってしまいます。
また、他の社員が持て余してしまった仕事まで、その重要な社員が自分からサポートしてしまったりするものです。
そうやって、どんどん仕事が一部に集中していき、最後にはその社員がいないと業務が回らないという状態になってしまうのです。
それでも企業的には時間給しか払う必要が無いので、規定の残業時間数を超えなければ問題ないと思ってしまうのです。

しかし、これが時間数だけでなく、その作業の価値を加味した報酬を払うという事にすればどうでしょうか?
今まで、人に頼ってばかりで高い価値をもつ仕事を任せてもらえなかった社員は目の色を変えて価値の高い仕事を目指すようになり、これまで集中していたところから徐々に分散するようになるのではないでしょうか?
でも、「それでは価値の低い仕事をやる人がいなくなるのでは?」という危惧もありますが、いつも価値の高い仕事ばかりでは無いので価値が低いからやらないという訳には行かないので大丈夫だと思います。
それでも人には適性というものがありますから、結局その仕事に向いていない人は価値の高い仕事をこなすことが出来ずに淘汰されていき、最後には企業にとって業務に最適な人材が残るようになるのでは無いでしょうか。

まあ、そんなに虫のいい事にはならないだろうし、価値を誰がどのように決めるのかという問題もあるとは思いますので、暴論であるとは認識しています。
しかし、何か働き方を根本から変えるような仕組みが早急に必要だと思います。
それは単に残業時間を減らすだけでは無いと思います。
Duggy

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