PCの機内持込禁止は一般化するのか？
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米国土安全保障省が一部の国からの米国便に対してPCの機内持込を禁止しました。
今後、この措置は一般化して機内へのPCの持込が禁止されるのでしょうか？ 禁止されても良いかなと筆者はなんとなく思っています。 その代わりに預けたPCが入ったカバンをPCが壊れないように扱ってくれるのであれば、という条件付きではあります。 実際PCを機内に持ち込むのは非常に面倒です。 他の荷物と分けてPCだけを検査機に通さなくてはなりません。 筆者も同じですが、普通の人はPCを大事に扱ってカバンの奥の方に仕舞い込んでいますから、保安検査場でカバンの奥から引っ張り出してトレイに乗せるのに一苦労します。 さらに検査後に再びカバンに入れ直したりしますが、なんとなく急いでやってしまうので一つ間違うとカバンの中がグチャグチャになってしまいます。 こうまでして持ち込んで機内で使うのかというと、少なくとも筆者は使わないです。 狭い機内でPCを広げたら邪魔ですから。 では、なぜ持ち込むのかというと、預けたら壊れるだろうなという危機感があるからです。 無料で精密機器タグを付けたら丁寧に扱うというような仕組みが有れば預けてしまいたいぐらいです。 今の自動仕訳の設備から考えると、これをやるにはその荷物だけ手仕訳をやるしか無いでしょう。 そうなると、こんなことをやってしまったら定時運行が出来なくなってしまいそうなので、絶対にこんなサービスはしないでしょう。 やるとしても有料サービスでしかもビジネスクラス以上のお客様限定ではないかなと思います。 ということで、預けた荷物の中に精密機器が入っていた場合の安全性を担保出来ないので、PCの機内持込禁止が一般化することは無いと思います。 ビジネスクラスに乗って機内でPCを広げて、何やら仕事をしているふりをしている忙しいビジネスマンには朗報ですね。 今回の措置ではスマートホンより大きい電子機器がアウトだという事なので、スマートホンはOKなのですが、スマートホンもPCも機能的には同じ気がしますから、この措置は全く意味を持ちません。 むしろ「入国禁止令」を否定されたので腹いせにやったような感じです。 こういう意味の無いイジメにしか見えない事を繰り返すと米国は逆に反感を買ってテロの標的になってしまうのでは無いでしょうか。 ＰＣの機内持参禁止「脅威に対処」 米、中東便など対象 朝日新聞デジタル |
| 2017/03/21 22:34 |
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