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2024年4月19日 |
Duggy's ニュース速報 |
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衆参両院選挙の一票の格差の是正に向けて選挙区の区割り変更や合区などの措置が取られています。
しかし、それでもなお2倍の格差が都会と地方で生じてしまっています。 国政選挙の話が出るたびに必ず唱えられる言葉が「地方の声を届ける為」で、この言葉を振りかざせば地方に手厚い仕組みがまかり通ってきました。 そしてこれを繰り返した結果、いつのまにか「都会の声」は議会に届きにくくなってしまいました。 都会と同じサービス、暮らしぶりを地方でも実現したいという夢はすでに叶いました。 車のほとんど通らない広い道路もそこいら中に作りました。 若者が外に出ていくだけの高速道路もそこいら中に作りました。 同じように新幹線もいっぱい作りました。 そして、それらの赤字分は都会で生活する人たちの利用料金で補填しています。 それでもまだ「地方の声」を「都会の声」を黙殺してでも届けたいのでしょうか? 「都会」の議員比率を高めると、どうしても政権側に不利になってしまうのは理解できます。 それは、現実的に生活に不満がある人の比率が都市部の方が圧倒的に多いからだと思います。 「幸福度」を測ればきっと地方の方が高い数値を弾き出すでしょう。 このような状況のまま、都会の議員比率を高めてしまうと選挙結果が毎回不安定なものになってしまいかねないので、それを避ける為に何としても2倍程度の格差が必要なのだろうと思っています。 そこにはきっと何か理論的な裏付けが存在しているのだと思います。 残念ながら、そこまで頭のよくない筆者には想像すら出来ない事です。 格差是正を目的にする見直しをしているのに、最初から目標を2倍の格差に置くような事を普通はしません。 例えば兄弟の間でおやつを分け合うとして、兄が多く取りすぎて弟が激怒して親に訴え、その結果親が兄に再配分を命じたという事例で、兄は見直す際に最初から全く罪悪感なく2倍の格差を付けて配分しようとするでしょうか? 仮にそれをやったとしたら、今度は親に激怒されますよね。 下手すれば殴られます。 また、学校の例えば生徒会長の選挙でクラス毎に一票の格差が有ったらどうなるのでしょうか? これも教育委員会などから激怒されて、即座に見直しになってしまうでしょう。 普通に考えればそういう話なのに、なぜか一票の格差では最初から2倍の格差が目標なのです。 そもそも国会は政府・政権を監視する役割も持っている筈にも関わらず、政権に不利になるような制度の導入には非常に消極的です。 政権に不利な仕組みこそが、政権運営に緊張感を持たせる事に繋がると思います。 ぜひ、政権に不利な都会の議員比率を高めて一票の格差を無くして欲しいと思います。 いっそのこと全国区だけでも良いのではないでしょうか。 Duggy
参考ニュース: 去年の参院選「1票の格差」 7月に最高裁で弁論 NHKニュース |
2017/04/24 22:38 |
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