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2024年4月18日 |
Duggy's ニュース速報 |
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2015年時点の生涯未婚率(50歳まで未婚)が発表になりました。
男性が23%、女性が14%でした。 個人的には「未婚だから何なんだ!」という気はします。 結婚しようがしまいが個人の勝手でしょ! うるさい親戚みたいな事を国が言うんですね。 どうでもいい事だと思うのですが、年齢から歴史的な背景を考えてみると、 2015年時点で50歳ですから20歳の時は30年前で1985年という事になります。 1985年から2015年までの間で未婚だったと言うことを示しているのであって、現在の若者の結婚観を反映しているものではないのです。 総務省統計局のデータによると、1990年以降の長期的な傾向としては正規雇用者が減少傾向で、非正規雇用者が増加傾向だということです。 総務省統計局のデータはこちら 1990年は2015年に50歳の方が25歳だった年です。 つまり、25歳以降の長期的な傾向として非正規雇用者が増加しているという事になります。 この非正規雇用者の増加という事が未婚率の上昇に繋がっている可能性は否定できません。 特に男性の場合にはこの傾向は強まってしまうのではないでしょうか。 この結果、10年前と比べて3ポイント悪化したという事も言えると思います。 あれ?ここまで言っておいてなんですが、よく考えるとこんなに劇的に雇用環境が変化したのに、たった3ポイントしか変化が無い? ということは、雇用環境は実は未婚率にはあまり影響しなかった? これは長期的な傾向として結婚しない事を信条としてしまった人が増加している事を示しているのかも知れないですね。 そうなると、こういう信条の変化は30年も前から始まっていたという事になります。 こういう30年ぐらい前からの流れが少しずつ浸透して現在に至っているという事なのでしょうね。 現在は戦後70年ですから、30年前は戦後40年でした。 昭和でいうと昭和60年代になります。 「戦後」の記憶が薄れて文化的にも完全に自由になっていった時代だったということです。 20代前半がバブルで20代半ばでバブル崩壊という世代にあたります。 急転直下の激動の時代に人生の分岐点的な年代がぶつかっているわけです。 エネルギーが一番溢れている時期にバブル崩壊という絶望感が立ちはだかってしまい、 それまでバブル期に自由を謳歌していた流れを維持するためには、ライフスタイルを自分重視に変化させる必要が生じた時期でも有ります。 また、女性の総合職採用が一般的になった時期でも有り、女性も結婚より仕事という風潮が生まれた時期でも有りました。 その事が、この時代を起源とする新しい価値観を持つ世代を作り出したということなのかも知れません。 生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高 朝日新聞デジタル |
2017/04/05 22:56 |
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