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2024年4月20日 |
Duggy's ニュース速報 |
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国産旅客機MRJの納入の先送りに伴い、生産計画も見直しになっています。
旅客機産業への国産メーカーとしての本格参入を未座しているだけに頑張って欲しいと思います。 しかしながら、安全性が最優先なので、試験の結果を反映した設計の見直しは当然のことでしょうし、これまで経験の無い事をやっている訳ですから問題が次々出てくるのは止むを得ないと思います。 MRJは最新のエンジンを採用した先進的な旅客機としてぶち上げた機体だった筈ですが、度重なる納入延期で実際に運行開始する頃には時代遅れの機体になってしまったりしないのでしょうか? 飛行機の寿命は結構長く、モデルチェンジのサイクルも認可が厳しい事もあって、ボーイングの777型機も初飛行から20年ぐらい経過していますが、未だに主力です。 海外では古いMDー11型機が現役で飛んでいたりしますので、すぐにMRJが時代遅れになってしまうような事はないかも知れません。 そうはいっても、さすがにこれだけ先送りされると目新しさは薄れてしまいます。MRJの後を追っていた筈のライバルメーカー(エブラエルやボンバルディアなど)の新型機に追い越されてしまい、市場を奪われてしまう可能性は否定できません。 それでも性能的に不十分なものを送り出したのでは、その後の後継機についても信用を失ってしまいかねませんから、ここは腰を据えて、腹をくくって、自信の持てる製品を送り出して欲しいと思います。 大抵の場合、細かく先延ばしをするようなプロジェクトというのは、根本から見直さないと集結しないものであると筆者は考えており、MRJについても、これまでの細かな先延ばしから今回の思い切った決断によって最終的な製品化はうまくいくような気がします。 MRJは単にMRJで終わるのではなく、ボーイングやエアバスのように旅客機産業としてシリーズ化して継続しなくては意味が有りませんから、MRJ自体は納入機体数が当初見込みより振るわなくても産業の基礎を固める、市場への足掛かりを得るといった事では大きな意味があります。 気になるのはトランプ政権のアメリカ・ファースト政策の下でアメリカ国内で審査を受けているということですが、このような影響を受けない事を願うばかりです。 このような外的要因はさておいて、どんなに時間が掛っても、なんとかMRJを納入まで持っていっていただきたいと思います。 MRJ納入遅れ 量産も先送り Yahoo!JAPAN ニュース |
2017/02/26 21:32 |
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