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2024年4月23日 |
Duggy's ニュース速報 |
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石原元知事が会見で逃げ回るイメージを強めてしまったようです。
石原元知事が一時間に渡る記者会見を行いました。 「逃げ回るのは信条に合わない」と言って臨んだ会見ですが、小池知事も「中身はよくわからなかった」と言っていましたが、その通りで肝心なところは全く説明出来ず、しまいには「誰に聞いたらいいのかわからない」という発言まで飛び出しました。 本当にそうだったのかなという気もしますが、知事時代の強権的な態度を覚えている筆者には、「おい!」という一言が最初に浮かびました。 知事時代には自信に満溢れた姿勢でトップダウンで決めていくのだという態度でしたが、実は中身は何も知らずに部下に言われた事を鵜呑みにして発言・行動していたという事になります。 自分の知事時代の業績を全て自分で否定しかねないような会見内容で、報道陣からは「じゃあ知事は何の為に居るんですか」とさえ突っ込まれる有様でした。 「現在の混乱は、築地の状態を放置し補償の話も前に進められない小池知事に責任が有る。豊洲に移転すべきだ。」との発言もしています。 これも「そもそもこうなる原因を作ったのは石原氏時代の方々ではないですか?」という疑義があり、それに応える形での会見だった筈ですが、話をすり替えて自分の主張だけを言い放とうとしたようです。 全体的な印象としては、ある意味石原氏らしさは出ていたと思いますし、予想された内容の会見だったと思います。 打たれ弱い人なので、打たれないように自分が攻撃し続けるしかないのです。 そして、これは百条委員会でもこれしか言えないよという意思表示なのでしょう。 しかし、先々週ぐらいには「困る人が出てくるかもしれない」「いろいろ分かってきた」と何か新しい事を話すような強気な発言を報道陣にしていましたが、これはどうなったのでしょうか? 「困る人」から困るからやめてくれと言われたのでしょうか?「いろいろ分かってきた」のは自分が何も知らなかったという事が分かってきたのでしょうか? 「今資料を集めているところだ」とも言っていましたが、その資料はどこへ言ったのでしょうか? 結局、高齢を隠れ蓑にして肝心なところは隠したまま逃げ切ってしまおうと言う、小物の政治家が取るような見え透いた嘘を付いているように思えてなりません。 石原氏と言えば「大物政治家」として名を馳せた人なのですから、大物らしく潔いところを最後に見せて欲しいと思います。 部下をかばうのなら最後までかばって墓場まで持っていくべきで、中途半端に「かばうところ」と「かばわないところ」が混在したような印象を与えてしまっていますから、責任の所在をはっきりさせる事が目的の会見だったとすれば失敗で、何一つ目的は達せられていません。 それにしても、こんなに敵だらけなのになんで笑っていられるのだろう?大物なのかそれとも鈍感なのか...。 今後は証人喚問で何を述べるのか、都議会は納得するのかが注目されます。 証人喚問でも笑っていられるのだろうか? 石原氏「混迷の責任は小池さん」 市場移転問題で会見 朝日新聞 |
2017/03/03 22:43 |
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