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2024年3月29日 |
Duggy's ニュース速報 |
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米国のトランプ大統領が署名した新たな入国制限の大統領令について騒動が続いています。
よく考えてみると、最初の入国禁止令にしても「入国審査の厳格化」が整うまでの間という期限付きのものでした。 それから大分時間が経過していますが、この「入国審査の厳格化」は進んでいないのでしょうか? こんな騒動を繰り返している間に「入国審査の厳格化」をとっとと進めれば良いのではと思ってしまいます。 何回もこういう騒動を繰り返してしまうと政権に対する信頼が大きく揺らいでしまいます。 政権にとって良いことは何も無いと思うのですが、大統領としての意地なのでしょうか。 普通に考えれば、入国禁止の明文化が拒否されたのですから、明文化しない対策をなにか考えるべきです。 目的を達成する意思が有れば、意地になって明文化を追求すべきでは無いのです。 自分で「入国審査の厳格化」が目的だと最初に言っているわけですから、新たな方法とすれば「入国審査の厳格化」の作業を加速するような大統領令に署名すべきなのです。 しかしながら、意地になって入国禁止令に署名をしていますから、実は「入国審査の厳格化」などする気が無い、もしくは出来ない事が判明したという事です。 元々、米国は「ビザ無し渡航」ということをすべての国に認めているわけでは有りません。ですから今回の入国禁止令は特に署名しなくてもビザの無い人は入国できなかった筈で、いたずらに混乱を招いただけという事になります。 混乱を招くことで政権に注目を集め、支持者に対するアピールを行うという事が目的なのではないかと思います。 これまでも、大統領は選挙中と同様の支持者集会を繰り返しており、いまだに選挙戦を行っています。 支持者固めに走る姿は、あたかも次の大統領選に向けての選挙運動のようです。 その一方で実は掛け声とは裏腹に就任後の実績は何も目に見えていません。 大統領令を連発してアピールをしただけで、実際にそれらの大統領令が機能したという成果が目に見えていないのです。 予算を作成すれば国防費に偏りすぎて与党からも批判される有様なので、すねに傷を持つ大統領が辞任せざるを得なくなるような国民からの追求を避けるもしくは先延ばしするには、現在の支持者からの支持を失わないようにする必要が有ります。 つまり、実は「現在の支持者層を搾取している側の人間」であることが認識されてはいけないので、必死に共通の敵が他にいるというアピールをしているのです。 この方法は長く続けられるとも考えられないので、早い時期になんらかの目に見える成果を出す必要が有ります。 それが外交面なのか経済面なのかは分かりませんが、いずれにしても近いうちに耳を疑う、目を疑うような大胆というより無謀な一手を打ってくる筈ですから、今後の米国に注目です。 入国禁止差し止め 米政権上訴 Yahoo!ニュース |
2017/03/18 23:08 |
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