/
2024年4月24日 |
Duggy's ニュース速報 |
TOP | 新着 | 一般 | スポーツ | エンタメ | 金融 | 生活・趣味 | 国内 | 国際 | 情報・科学 | 地域 |
アスクル倉庫火災がようやくほぼ消し止められたという状態になりました。
しかし、これだけ最先端の自動化倉庫でなぜ初期消火に失敗したのかについては謎が残ります。 爆発による防火扉の損傷で燃え広がったという見方も出ていますが、爆発したのは火が出てから相当時間が経ってからでした。 したがって、そのことが火が広がった第一の原因では無いと思われます。 最初に火が出た時点でボヤのうちに消し止めるのが初期消火ですよね。 普通の倉庫であれば火災検知器やスプリンクラーが付いているわけですから、ボヤを検知した時点で防災センターでスプリンクラーを作動させて初期消火を行う事になります。 スプリンクラーが故障していたのでしょうか?そう考えたいです。 そこに何か別の判断的なものが絡んだなんていうことは聞きたくも有りません。 消火作業中に個人ロッカーの荷物を取りに社員が出入りしていたとか悪い噂も聞こえてきます。 消火訓練もしていたでしょうし、スプリンクラーも完備していたでしょう。自動化設備を安定的に稼働させていたのですから、メンテナンスもきちんと出来ていた筈です。 今月、どこかのテレビでアスクルの自動化倉庫を取材していて、その時にアスクルさんが設備に自信を持っていた事も忘れていません。 だからこそ、何故?という疑問は残ります。 こういう自動化倉庫だからこそ、原因をきちんと突き止めて欲しいと思います。自動化による何らかの構造上の欠陥で熱を持ってしまう部分が発生して出火に至ったのか、それとも人的な過失による出火なのかをはっきりさせて欲しいです。 また、初期消火に失敗した原因も突き止めて欲しいです。今回は犠牲者が出ませんでしたが、これだけ広い倉庫の奥の方にいて、入口付近の出火に遭遇して、さらに初期消火に失敗したとなると無事に脱出するのは至難の技です。 ですから、初期消火の方法に問題が有ったのかどうかを検証し、より有効な手段を見つけておく必要が有るからです。 現在、報道されているところでは、出火場所はダンボール置き場らしいという事で、出火原因はどう考えても人的な過失(もしくは故意)が原因な気はします。 そうなると、どんなに高度に自動化されていても、結局は人なんだなという事を思い知らされます。 コンピューターシステムの導入による自動化の主たる目的は昔も今も省力化、つまり人減らしですが、そうは言っても全く人がいらないものは作れないのです。 最低限度の人数に減ってしまった人達で面倒を見る事になるわけで、結局そこで働く人がモチベーションを失えば安定稼働は見込めません。 どんなに自動化しても働く人のモチベーションを奪わない程度に人手の作業を残しておくという事が大事なんですね。 こんなようなモチベーション的な事が原因で出火したなんていう事が無いといいですね。 アスクル火災 爆発などで防火シャッター壊れ燃え広がったか NHK NEWS WEB |
2017/02/23 23:04 |
1/3 | 次ページ>> |