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2024年5月6日 |
Duggy's ニュース速報 |
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豊洲市場の地下水から環境基準の最大100倍の有害物質が検出されました。
しかし、専門家会議では地上しか利用しないので安全性には問題無いという見解です。 こうなると、一体何の為に結構な金額を費やして地下水検査をやり直したのでしょうか? どんな結果が出ても地上施設を利用する事に影響が無いのであれば、地下水を検査する必要は無かったという事になります。 地下空間が存在していてそこに滞留する空気が汚染されていたら問題が有るというニュアンスを漂わせたのも専門家会議だった筈です。 その結果、地下水の検査を重視するような流れになって今回の事態に至っています。 前回の9回目の検査結果についても専門家会議では安全性には問題無いと言っていましたが、なぜか再検査を決定しています。 自分たちの言っている事に若干自信が無いからなのか、どこかからの圧力に対する小さな抵抗なのかは分かりませんが、基準がぐらついているように見受けられます。 そもそも「地上施設を利用する限り」という言い訳は付きますが、地下水が環境基準を満たさなくても安全性に問題がないのであれば、環境基準は何の為に有るのでしょうか? そして、地下水が安全性に影響を及ぼさないとすれば、逆に安全性に影響する事柄に関しての検査はどのようなもので、検査結果がどのような値になっているのかを明確にすべきです。 確かに地下水は安全性に問題が無いとは言っていますが、豊洲市場そのものが安全性に問題が無いとは専門家会議は言っていません。 しかし、これは「調べていないので分からない」という事と同じです。 豊洲の問題は研究課題では無く、継続的に様子を見ているような余裕は無い筈です。 専門家会議は豊洲市場が安全なのかどうかを、また安全性を担保するにあたって何らかのクリアすべき課題が有るのかについて早急に結論を出すべきです。 結論を出すにあたって不足する検査が有るのであればすぐにでも実施すべきです。 こうしている間にも築地の老朽化は進み、豊洲に投資した業者の負債は膨らんでいきます。 そして、このツケはいずれ消費者が払う事になるのです。 小池氏「重く受け止める」 基準100倍のベンゼン検出 朝日新聞デジタル |
2017/03/19 22:34 |
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