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2024年4月26日 |
Duggy's ニュース速報 |
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巨額損失が相次いで存続すら危うい状況にある東芝が春闘で組合員のボーナスの減額を発表しました。
驚くべきは存続危機を叫びながらもボーナスが出るという事です。 しかも、2.5ヶ月分もです。 中小・零細企業においては存続が危うい状況となればボーナスなど出せません。 給与すらままならない事も珍しくありません。 しかし、東芝のような大会社ともなると違います。 どんなに赤字でもボーナスが出るのです。 人材の流出を食い止める為という目的もあるのでしょうが、資金の調達に腐心している最中にこの発表はどうなのでしょうか。 東芝の下請けで仕事が減って、さらなる協力を求められて大変な状況になっている工場の方が聞いたらどう思うのでしょうか。 自分たちが身を削って協力した成果は彼らのボーナスになるのです。 そして自分たちにはボーナスも出ず、減給にすらなってしまうかもしれないのです。 この状況で国へ支援を求めるような事が有ってはならないと思います。 ボーナスを支払う余裕が有るのであれば、自分で身を削って危機を脱する道を探るべきです。 本当なら銀行にすら支援を求めるべきでも無いと思います。 また、この状況で会社側にボーナスを求めるという事が一昔前では考えられません。 会社が苦境なら会社に寄り添って苦境を切りぬけようとするのが一昔前の企業人でしたが、最近はもはや会社を切り捨てる方向に行ってしまうのですね。 こういう社風であれば、こういう状況になってしまうのもなんとなく分かる気がします。 きっとボーナスを貰ってから潰れる前に会社を辞めて、この会社の社員だったということを売りにして次の会社に移っていくのでしょう。 こういう例は、かつて夕張市で見られました。 外部の私達から見ると、散々な事をした挙句に破綻する段になったら破綻する直前にむしり取るだけむしり取って逃げていくように見えていたものです。 実際にはそれぞれに事情が有って、こんな単純な構図では無いのですが、無関係な部外者にはこういう風に見えていたということです。 今回も同じで、色々事情が有るのだとは思いますが、事情を知らない部外者から見ると、「ふざけるな」と見えています。 株価の下落で損失を被っている方もいらっしゃるでしょうから、ぜひ色々な事情というものを外に向かって発信して頂きたいと思います。 このまま国が支援すれば、納得出来ないまま我々がボーナスの原資を賄うことになってしまいかねません。 経営再建中の東芝 2年連続の賞与減額で労組と妥結 NHKニュース |
2017/03/22 22:50 |
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