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2024年4月24日 |
Duggy's ニュース速報 |
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若年層のPC離れが止まらない。
普段はスマホを使うためPCを必要としていない若年層はPCそれもWindows主体のビジネスPCを使いこなすことが出来ません。 スマホ全盛の直前にはWindowsPC全盛期が有り、WindowsPCが使えることは情報収集をする上で不可欠なスキルとなっていました。 今や情報収集はスマホで完結していますからWindowsPCは身の回りに必要が無くなりました。 MacBookPCについてはスマホとの連携やブランドイメージも有り、お金に余裕が有る人は身の回りに置いています。 しかし、MacBookPCについても使いこなしているとは思えません。 日常生活を送る上で、機能的にMacBookPCでなければならない機能というのはほとんど無いので、多分ほぼ格好を付けたいから使っているふりをしているものと考えられます。 もっとMacBookPCを使い倒していれば、MacOSの操作性や機能といった基本的な性能は大幅に向上したと思いますが、最近のMacOSは10年前と基本的な所に進化が見られず、見た目や小技の追加で進化しているように見せているだけです。 つまり、PCを使わないで日常生活(経済活動)が送れてしまっているので、この現状ではPCは必要とされていません。 ビジネスではどうかというと、国内では相変わらずWindowsPC主体の事務作業となっています。 この原因はほぼMicrosoft Officeによって作成されてきた文書類の存在に有ります。 過去の文書がほぼMicrosoft Officeで作成されていますから、これらを参照するにはMicrosoft Officeが必要になります。 そして事務作業を行う上では当然Microsoft Officeを使いこなせる必要が有るわけです。 そうなると若年層の社員に切り替えようとした場合に大きな問題が発生することになります。 なにしろ若年層の社員は入社するまでMicrosoft OfficeどころかWindowsPCすら使ったことが無いのですから。 あわてて一昔前なら高齢者向けのPCの普及を行っていた「パソコン教室」と同じような教育を、皮肉なことにデジタルバリバリ世代の若年層に対してアナログ世代の中高年が行うという事態になっています。 結局こうまでしても「仕事で必要だから会社ではPCを使う」といった程度でプライベートでもPCを使いたくなるような事は無いと思います。 しかも最近はセキュリティに対する考え方が厳格になっており、社内の情報の取り出し口であるPCの使い方についても厳しいルールが設定されており、むしろ「PCは面倒くさい」といった印象を強めていると思います。 したがって正直、PC離れは止まらないだろうと思います。 むしろ事務作業についてもクラウド・コンピューティングの進化でMicrosoft Officeで作成された文書をオープンな形式に一括変換してサーバーに保存してしまうという方法が選択できます。 こういう方向に進化してしまうと、ますますPCは不要で極端な話スマホで事務作業を済ませてしまう事が可能になってしまいます。 さすがにスマホの小さな画面では中高年には厳しいので、せめてタブレットぐらいにして欲しいという声は出るでしょう。 しかしながら、高価なPCの需要は確実に減っていってしまうでしょう。 PCメーカーも今後の需要を模索しているようで、最近のPCは二極分化傾向です。 大きく分けて、容量を少なくして安価でクラウド・コンピューティングの端末としての用途を探ったものと、PCで無ければならない画像処理などの用途を探った高価で高性能なものに分かれています。 高性能なPCは本当に高価で若年層向けというよりは経済的に余裕のある中高年向けな気がします。 なんとか安価なPCを若年層に普及させようとしていますが、この購入層はなぜか高齢者が多いです。 結局、メーカー側でも若年層のPC離れを止めるような方向性を見い出せてはいません。 経済的に余裕がない人が多い若年層は必要のないものは買えませんから、この点も影響しています。 テレビと同じです。 テレビも最近はテレビ離れが進んでいると言われていますが、これもテレビで無ければ見れないものに価値が薄い事が影響していると思います。 PCも結局のところ必然性のところがぐらついているので「若年層のPC離れ」が止まることは無いでしょう。 パソコン商戦、若者つかめ 軽量化や長時間駆動 スマホ普及で市場縮小 学生要望を反映 iza |
2017/03/26 09:57 |
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