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2024年3月29日 |
Duggy's ニュース速報 |
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テレビ東京系の「開運!なんでも鑑定団」で国宝級の「曜変天目」と鑑定された茶碗について異論が上がった問題が一向に収束しません。
なぜ、決着しないのでしょうか。 要は本物か偽物かであって、疑義があるなら複数の専門家で再鑑定をすれば良いと思うのですが、そう単純な話では無いのでしょうか? 最初に「国宝級」と鑑定した専門家の目利きに疑いが有るのであれば、今まで長いこと同じ番組で鑑定をしてきた訳ですから、今頃になって言わなくても他にも口を挟む余地は有ったのでは無いでしょうか? そもそも、この意義を唱えている方は自分が絶対だと思っておられるようで、他の方がどのような検査を行っても納得されないようです。 だからと言って、この方が直接鑑定をしても、既に偽物と決めてかかっていますから、「偽物」と鑑定されてしまうのは目に見えています。 たとえ最終的に「曜変天目」では無いにしても「贋作」では無く「曜変天目」の見紛うような逸品で有ることは間違いない訳ですから、素直に価値を認めて冷静に受け入れる必要が有るのでは無いかと思います。 持ち主はこれを「曜変天目」だと大げさに吹聴して高く売り抜けようと、意図的に贋作を作った訳では無いのですから、何もこんなにムキになって潰しにかかる必要を感じません。 あるいは「曜変天目」を真剣に研究してきた研究者の意地なのかも知れませんが、専門家を自負するのであれば、どうやったら「偽物」と証明できるのかだけを考えるのでは無く、何がどうなれば「曜変天目」と言えるのかも明示すべきです。 少なくとも表面的には「曜変天目」と言える条件を満たしているであろうと思われますから、その旨を一旦認めた上で「本物」と呼べるかどうかの検査を行っていくべきです。 持ち主にしても、こんなに「偽物」呼ばわりされて、その「偽物証明」の検査には消極的になってしまいますが、「本物証明」の検査となれば同じ検査内容でも積極的に協力しようという気になるのでは無いかと思います。 テレビ東京側も「偽物検査」には非協力的です。 「本物証明」の検査の結果として「曜変天目」では無いとなっても、それなりに高い価値を持つものとして扱われることになります。 しかし「偽物証明」の検査結果で「曜変天目」では無いとなった場合には「偽物」としてのレッテルが貼られてしまいます。 それではせっかく出来の良い作品が正当に評価されなくなってしまいます。 「偽物証明」に明け暮れるのでは無く視点を変えて「本物証明」に向けた動きを期待します。 鑑定団の茶碗騒動おさまらず Yahoo!ニュース |
2017/03/27 21:41 |
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