/
2024年4月26日 |
Duggy's ニュース速報 |
TOP | 新着 | 一般 | スポーツ | エンタメ | 金融 | 生活・趣味 | 国内 | 国際 | 情報・科学 | 地域 |
女子サッカー日本代表(なでしこ)がコスタリカ戦で快勝しました。
リオオリンピック出場を逃して以来、体制を入れ替えて強いなでしこの再建を目指してきた事の結果が一応出た形になりました。 それでもコスタリカは格下だという事なので、まだまだ強いなでしこの復活というところまでは行っていない様です。 我々のイメージでは女子サッカーは厳しい状況に置かれた競技環境の中でハングリー精神で戦うという感じでした。 しかし、W杯優勝後は状況が変わって、男子サッカーには到底及びませんが競技環境は改善され、以前ほどハングリーでギラギラしたものは感じられません。 また、速いパスを繋いでスピードで圧倒する戦術も海外勢にも浸透してしまって特異な戦術では無くなってしまいました。 つまり、これからはガチで海外勢と力勝負をしていかなくてはならないのです。 ハングリーさが薄れて、戦術的な特徴も薄れたというのは男子サッカーの代表とよく似た状況にも思えます。 さらに国内の強化試合にはめっぽう強いというのも男子サッカーに似てきました。 これで代表選手の態度が自信に溢れて高飛車な態度が見えてくると、いよいよ男子サッカーと肩を並べる事になります。 海外では全く結果の出せない男子サッカーの二の舞にはなって欲しくありませんが、競技自体は同じものなのでサッカーという競技がその様な方向に向いてしまうのでしょうか。 今の女子サッカーの若手と言われる世代はW杯優勝後の多少恵まれたプロ環境で育ってきた世代なので、ベテラン勢から見ると「苦労を知らない」という感じに見えるのではないでしょうか。 しかし、競技を続ける事に苦労する事なく、より多くの時間をトレーニングに費やすことが出来た事によるメリットは計り知れない効果を生んでいると思います。 足りないのはハングリーという事を含む「国を背負う」という経験値だけだと思います。 今後、この不足している経験値が積み重なる事で、前の世代には太刀打ちできなかった体格の差や体力差も克服できるほどの潜在能力を持っています。 ぜひ、不甲斐ない男子サッカーの二の舞になる事なく世界制覇を成し遂げて欲しいものです。 なでしこ花盛り、期待の若手が次々ゴール コスタリカ戦 朝日新聞デジタル |
2017/04/10 23:32 |
<<前ページ | 2/3 | 次ページ>> |